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その過程の感情

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結果は何も変わらず何一つ思い煩うことはないとして、その過程でなにかハプニングがありそのことをショッキングなことと受け止めて不安定になると、私は跡を引く。

結局根性がないというか、気持を切り替えれないというか、人に対して母性本能のような労わりがないというか、なにやらわからない過程での心の傷が疼いて一向に晴れない。

いったい何なんだろう、こういう心理は?と自分でもわからないのだが、直観というのもわりと当たる場合がある。

人との対面のときのことだ。

なんとなくお互いに不快な気分が漂い、今までとは違う雰囲気を感じるというのはもしかして正しいかもしれない。

でも大局的に悪い結果になるとはいえなくて、成り行きを静かに待つというのが一番良いのだろう。

こういう時の気持は自分でももてあましていてなんとも哀しい気分がつづく。

そんなとき、やたら優しい言葉を掛けて来る人がいたりすると、尚更心が乱れて哀しくなるというのはどういうことなのだろう。


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白波一つ見えぬ海を見ながらそんなことを考えていた。

次第に遠のく街並みが見えなくなった時点で、自分の住む陸が近づいてくる。

ひとりの旅は物静かで愁いに満ちている。

決して楽しくはないが、これといって煩わしくもない。

心の中を撫でまわして、自分なりに大掃除をしているような気分だ。


船を下りて自家用車に乗り家路へと急ぎながら、なぜか涙が出た。

優しいひとが家で待っていてくれたら、と叶わぬことを思いながら玄関の戸を開けた。

セコムをしていたことを忘れ、大急ぎで解除しに靴を脱いで上がった。

郵便受けから郵便物を取り出して抱えていたものだから、それらが床に散らばった。

やっぱり自分の家がいいのかどうか、明日がくればわかるだろう。


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日が暮れる前に、犬猫病院から犬を引き取って帰り玄関に入れた。

犬は車の中で、寂しかった!と言わんばかりに、今まで聞いたことのない声を出して泣いていた。

今夜から又一緒にいつもの暮らしに戻ろう。

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