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2013. 04. 02  
群青4月の課題
漢字一文字【 始】をテーマに書いた作品



私は何かが始まるとき、妙にパニックになります。
時と場合によって大小の違いはありますが、いずれにせよ自分にとってそれはあまりうれしい状態ではありません。

どんな場合かというと……
何かが何かに入れ替わる狭間の時間帯なのです。

――昼から夜に移る夕暮れ。

――夜の楽しいひとときから、時間が来て寝なければと思うとき。

――家でゆったりしてて、外出する用事を思い出して出かけなければいけないとき。

――人が家にいらして楽しくお話しをして、さてと…帰られるとき。

等々。


そのどちらもいやなことではないのに……、どうして?


夜と昼は必ず来るのですから、毎日そんな気分になります。

良いほうに考えれば、それだけその時々の時間を楽しんでいるともいえるかもしれません。


ゆううつな気分の夕方の時間を通り越した夜のひととき、パソコンをしたり好きなテレビを見たりして、11時までと決めた就寝のことを思うと急に気持が重くなります。

かといって一旦眠りにつくと、楽しい夢を見ていることが多いのです。

朝が来て一日の活動を始めるときも又おっくうな気持になります。
さあ、今日も一日がんばろう!なんて、そんな元気は出ないのです。
ゆっくりゆっくり身支度をしてから始まります。


そういうことを考えていたら、子供の時の長期休暇のことを思い出しました。

夏休みが終わるのがすごくいやだった。
宿題もきちんとやってて何も心配することもないのに、ゆったり過ごしていた毎日が学校のハードなスケジュールに戻るのに抵抗がありました。。


なんとか、さらりと狭間の時間が送れて、あっさり人を見送れるようになりたいなあと思ったりします。

でもやっぱりその一つひとつに執着する気持は直りそうにありません。


私の家系は長寿なのだけど、この世とおさらばするときはそんな気持になるのでしょうか。
それならいっそ呆けていたほうがいいような気もするのです。

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