FC2ブログ
Welcome to my blog

折々の記

category: ノンフィクション  1/1

非日常の四泊五日

四泊五日の神戸滞在で帰ってきた。ずっと好いお天気だったので、とても暑かったけれど運動会は滞りなく行われた。児童数1300人の小学校の運動会は宇和島の児童数が減った小学校とは大いなる規模の違いを感じる。私自身や私の子供が小学校のときには、小さな学校だったので知人がそこここに居て、良い面もあり、また煩わしい面もあったが、そういうことは一切なくさらりとしたもので、マナーもよく、あれだけ多くの人達がいるの...

  •  0
  •  0

ふしぎな叔父さんとその直系

No image

その1 わたしには噂にしか聞いたことのない不思議な叔父さんがいた。 全く知らないというのではなく常々母から具体的な話を聞いていたのでとても身近に感じていたので、わたしにとっては尚不思議な叔父さんのように思えた。  叔父さんは母のきょうだい11人の一番上の兄である。母より20歳以上も年上だと聞いている。何しろ昔のことなのでどの家も子沢山だから、一番上の子と一番下の子の年の差がすごくあるというのはどの家...

  •  0
  •  0

楢山節考を見て母を思う

No image

最近昔の邦画がテレビで次々放映されるようになったのでよく観るようになった。その一つ、「楢山節考」は二度も見た。見えないほど霧で霞んだ山深くを老母を背負って上って行く息子・・今の世の中では考えられないような口減らしの為に、育ててくれた親が70歳になった時、山へ捨てに行くという事実が本当に日本にあったのだろうか。息子は行き着いた先に母親を置いて、うしろを振り返らず泣きながら山を下りて行く。何と哀しいこ...

  •  0
  •  0

二万円の魚

No image

わたしの地方は西から南の方へと内海が拡がっている。その海面には、この地名産の真珠を養殖する為の筏が一面に浮かんでいる場所もあるが、その他に近場の猟師たちはブリの子供である「はまち」の養殖に精力を注いでいる。わたし達夫婦が三十代のころ。わがやは趣味の釣りにのめりこんでいた。兄と共同で中古の木造の釣り舟を購入し、夫は船舶の免許をとり舟で釣りに出かけるようになった。わたしも一度乗せてもらって孤島まで着い...

  •  0
  •  0